時間に余裕をもつのがミソ!
スケジュールは計画的に立てる

塗装を長持ちさせるには、使用する塗料の種類を把握しましょう。現代は品質の高いものが普及していますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。より耐久性に優れたものを利用しましょう。また、シーズンによっては天候が不安定になります。施工を行なうことができなかったり、塗装に適していない天気だったり、スケジュール通りに作業が進まないこともあります。慌てないためにも、タイミングを見極めて予定を立てるようにしましょう。

外壁の劣化で起こるトラブル

外壁塗装に使用される塗料には様々な種類があります。ものによって機能性が違いますし、耐久性も異なっています。より長く効果を持続させたい場合は、ただ外壁塗装をするのではなく、塗料の性質を理解することから始めましょう。実際に施工するのは専門業者になりますが、材料選びまで全てを任せてしまっては、思ったより早く効果が切れてしまうこともあります。素人でも塗料の特徴を知っていれば、より長持ちさせる外壁塗装に仕上げることが可能です。

アクリル樹脂(価格☆☆☆☆/耐久年数5~7年)
塗料には着色されているものがありますが、アクリル樹脂の塗料は無色となっています。通常塗料に熱が加わると変色しますが、高温にも強いので変色を防ぐことができます。光沢感をキープする効果がありますが、外壁塗装や屋根の塗布には適していないものとなります。耐久性には優れていないので、定期的な塗り直しが必要となります。塗料の中でも値段が安いものではありますが、点検やメンテナンスが面倒な人には向いていないでしょう。
シリコン樹脂(価格★★★☆☆/耐久年数10~13年)
まるでガラスのような光沢感を放つことができます。非常に高い耐久性がある上に防水性にも優れているので、雨や水にも強い特徴があります。硬い塗装表面とはなりますが、塗装膜が剥がれたり、膨らんだりすることも少ないので、面積の広い家に適しています。また、内部結露により建物の強さが低下しますが、シリコン樹脂の塗料はそれを予防する効果があります。高品質ですが単価が安いものになります。経済的にもお得な塗料なので利用する人も多いです。
ウレタン樹脂(価格★★☆☆☆/耐久年数7~10年)
塗料によっては木材との相性が悪いものがありますが、ウレタン樹脂の塗料は木との相性が良いので一般家庭に向いていると言えるでしょう。外の壁だけではなく、床の材料にも使用されていますし、水を弾く効果もあります。木材との相性は抜群ですが、アルミやコンクリート、モルタルにも塗布することができるので、幅広い材質に対応できるメリットがあります。変色が起こりにくく耐摩耗性も持ち合わせているので、手入れも楽にできます。
フッ素樹脂(価格★★★★★/耐久年数12~15年)
塗料によっては木材との相性が悪いものがありますが、ウレタン樹脂の塗料は木との相性が良いので一般家庭に向いていると言えるでしょう。外の壁だけではなく、床の材料にも使用されていますし、水を弾く効果もあります。木材との相性は抜群ですが、アルミやコンクリート、モルタルにも塗布することができるので、幅広い材質に対応できるメリットがあります。変色が起こりにくく耐摩耗性も持ち合わせているので、手入れも楽にできます。

上記で説明したように塗料は大きく分けて4つの種類に分かれます。それぞれに特徴があり、単価も変わってきますが、持続効果の高いものを選ぶことで、頻繁に塗り替える必要がなくなります。シリコン樹脂やフッ素樹脂は比較的高価なものになりますが、耐久性に優れていますし、雨漏りや建物の劣化を防ぐことができるのです。単価が安いものは定期的に塗り直す手間があるので、結果的に費用が高くなるでしょう。より長く使えるものを求めている人には、シリコン樹脂やフッ素樹脂が向いています。

外壁塗装は季節の見極めが大事

日本には春・夏・秋・冬の4つのシーズンがあります。外壁塗装は季節に関係なく行なうことができますが、気温や湿度によっては塗装ができない条件があります。気温が5度以下で湿度が85%以上の時は塗り替えができません。この環境下で塗装をした場合は乾燥が不十分となるので、塗装が剥がれやすくなるのです。長持ちさせるためには季節によって変わる気温と湿度を把握するようにしましょう。タイミングを知ることが長持ちさせるコツになります。

季節ごとのメリット・デメリット

    メリット

  • ・ドライな空気なので塗料の乾きが早い

    デメリット

  • ・ドライな空気なので塗料の乾きが早い

    メリット

  • 無し

    デメリット

  • ・雨で施工ができない

    メリット

  • ・塗料が早く乾くので作業がはかどる
    ・塗料は高気温により伸びる性質があるので塗りやすい

    デメリット

  • ・家をビニールで覆うため、屋内温度が上がり光熱費が上がる
    ・日中は屋根が熱くなり触れないので日が沈んでからの塗装になる
    ・暑さにより作業が大変になる

    メリット

  • ・体感温度がちょうど良い気温なので作業が快適

    デメリット

  • ・台風の影響で予定が崩れやすい

    メリット

  • ・家をビニールで覆うため、屋内に暖房がなくても暖かくなる

    デメリット

  • ・気温が5度以下になりやすい
    ・塗装が乾燥しにくい

工期は天候に左右される

外壁塗装は建物を守るために必要となる作業ですが、効果が永久的に持続するものではありません。いつまでも良い状態を保つには、定期的に塗り直すことが重要です。ですが、短いスパンでの塗装だと手間がかかりますし、面倒でもあるでしょう。少しでも効果を長持ちさせるためには、天候の見極めが大切です。実は外壁塗装の仕上がりは天候によって左右されるのです。天気は自分で操ることはできません。暑くても涼しくすることはできませんし、雨を晴らすことも不可能です。天気の動きをチェックして、施工の日程を決めるようにしましょう。作業開始の日が塗装に適切な環境でないと作業ができないので、あらかじめ余裕をもって日程を組むことが大切です。